メカトロラボⅢ

メカトロラボⅢ

KENTAC 2203B

 

★コントロール部には手動インバータ・MOSFETインバータが付属

★外部に計測器無しで卓上型MGとして使用可能

特 徴

3種類のステータと9種類(10本)のロータを差し替えることにより、各種のモータが実現できます。

下記のモータをカップリングで連結し、MGとして使用できます。

◎分散巻ステータ使用で可能なモータ ◎集中巻ステータ使用
 〇3相交流モータ(非同期モータ)  〇直流モータ
  かご形モータ・始動時高トルクかご形モータ   他励モータ・分巻モータ・直流モータ
  渦電流形モータ  〇3相VR形ステップモータ
 〇3相交流モータ(同期モータ)  〇直流発電機
  ヒステリシスモータ・レラクタンスモータ  〇ブラシレスDCモータ
  永久磁石ロータ形モータ  〇レラクタンスモータ
 〇3相交流発電機 ◎永久磁石フィールドステータ使用
 〇ブラシレスDCモータ  〇永久磁石フィールド直流モータ
 〇レラクタンスモータ  〇永久磁石フィールド直流発電機

KENTAC 2203Bの構成

〇計測部(KENTAC 2202−I):1台

〇コントロール部(KENTAC 2202−C):1台

〇ステータ部(KENTAC 2203−M):1式

〇電源部(KENTAC 2202−P):1台

〇各種ロータ(木製ボックス付き):1式

〇その他の付属品:1式

計測部仕様(KENTAC 2202-I)

(1)デジタルDC電圧計:0〜600V

(2)デジタルDC電流計:±19.99A

(3)デジタルAC電圧計:0〜600V

(4)デジタルAC電流計:0〜5.00A

(5)デジタル回転計:0~9999rpm

(6)3相交流電力計:0〜300W

(7)周波数計:0~199.9Hz

(8)電源:AC100V ±10%

(9)寸法:約355(W)×210(H)×470(D) 約10㎏

パソコンによるインバータ制御が可能(I/Oボードが必要)

パソコン制御の仕様はKENTAC 2203-PCに記載。卓上型MGとして学習出来ます。

学習項目

(1)卓上型MGとして学習出来ます

 (2個のロータをカップリング連結して、『電動機』−『発電機』として学習出来ます)

 例 (各種のMGが実現できます。その内容例を下記に示します。)

(2)かご型インダクションモータ − 永久磁石フィールド発電機

(3)DCブラシレスモータ − 永久磁石発電機

(4)ヒステリシスモータ − 他励発電機

(5)永久磁石フィールドモータ − 他励発電機

コントロール部の仕様(KENTAC 2203-C)

◯手動インバータ用スイッチ:3個

◯制御用マイコンボード:1台

CPU:ルネサス製RX62G クロック:100MHz

◯MOS FETインバータ回路

MOS FET:6個

◯LC3相フィルター回路

◯電源:AC100V

◯寸法:450(W)×350(D)×220(H) 約8㎏

ステータ部の仕様(KENTAC 2203-M)

〇分散巻固定子:固定子100φ、4極巻

 各種交流モータ及びDCブラシレスモータ用に使用

〇集中巻固定子:固定子100φ、6コイル

 ステップモータ及び各種DCモータ及び発電機として使用

〇DC専用モータ:固定子85φ、2極電磁石型、DCロータ付き

〇ステータベース寸法:約550(W)×247(D)×55(H) 約16㎏

電源の仕様

◎電源1:モータ励磁用、ブレーキ用等

○出力:第1出力 約DC 0〜18V/0~2A

   電圧・電流同時デジタル表示

〇入力:AC100V ±10%

〇寸法:約106(W)×288(D)×144(H)   重量:約4.7kg

◎電源2:モータ駆動用

  ○出力:DC 0~80V/0~13.5V (但し定格出力360Wで可変)

  ○電圧・電流同時デジタル表示

  ○最大寸法:約71(W)×400(D)×137(H)  重量:約3kg

  ○電源:AC 100V±10%

標準付属品

〇ホールセンサ円形基板 1枚

 センサ数 ブラシレスモータ用 3個

 回転数計測用 1個

〇4ポール円形磁石およびホルダー 1個

〇カップリング 2個

  〇エンコーダ  1台 (モータ間用1個、エンコーダ用1個)

〇負荷抵抗器  1台

各種ロータ

(1)かご形ロータ(銅リング)

(2)かご形ロータ(黄銅リング)

(3)ヒステリシス形ロータ

(4)エディカレント形ロータ

(5)レラクタンス形ロータ

(6)DC用ロータ(2本)

(1本はDC専用ロータに装着済み)

(7)VR形ステップモータ用ロータ

(8)2極永久磁石形ロータ

(9)4極永久磁石形ロータ

(10)ロータボックス寸法 約430(W)×185(D)×230(H) 約9㎏(ロータ9本含む)

10種類のモータ運転モード

 コントローラのモード選択スイッチとLED表示により10種類のモータ運転モードを選択できます。

 

 1)インバータによる正弦波駆動(50/60Hz)

 2)インバータによる方形波駆動(10~80Hz)

 3)インバータによるFV一定の正弦波駆動(10~80Hz)

 4)1相励磁ステップモータ(8段階制御)

 5)直流モータ間欠運転(8段階制御)

 6)直流モータのPWM制御8段階制御

 7)直流モータ速度制御

 8)ブラシレスDCモータ駆動(ホールセンサ使用、8段階制御)

 9)ブラシレスDCモータ駆動(エンコーダ使用のベクトル制御8段階制御)

 10)ブラシレスDCモータ速度制御(ホールセンサ使用、8段階制御)

Simtrolでのシミュレーション

 Simtrolを使用してPID定数を変更してシミュレーションすることが出来ます。

オンライン運転表示運転

 USBケーブル経由でパソコンの画面上に現在の運転状況を

 リアルタイムに表示させることができます。

CSV形式ファイルによるグラフ作成

 USBケーブル経由で運転中のデータをパソコンに通信しCSVファイルに変換し、

 その後でグラフを作成することが出来ます。

       

 

メカトロラボⅢのロータとステータ

  

分布巻固定子         集中巻固定子      永久磁石界磁固定子

 

かご形ロータ(銅及び黄銅の2本)       ヒステリシスロータ

 

エディカレントロータ         レラクタンスロータ

コミュテータ付ロータ         VREモータ用ロータ

 (直流モータ専用及び交換用の2本付)

2極永久磁石ロータ           4極永久磁石ロータ

 

 

 

 

 

 

KENTAC 2202の設置例

 

オプション類
 

 

         トルク計             K2203B 分巻発電機 界磁調整器