パワーコンディショナ
パワーコンディショナ
KENTAC 7950
★太陽電池の系統連系技術を理解できます。
★DC/DCコンバータ作成の実験が可能
特徴
学習項目
(1)系統との同期連係の学習
(2)連係時の電流制御の学習
(3)MPPT制御の学習(山登り法)
(4)チョッパー回路による昇圧制御の学習
(5)電流高調波(3,5,7次)の除去制御の学習
(6)保護動作機能の学習
過電圧、過電流、地絡検出、温度異常、周波数異常、直流検出
(7)シリアル通信による制御結果の収集、グラフ作成
(別途パソコンが必要)
(8)単独運転検出機能の学習(オプション)
(9)電流進角設定による力率制御の学習(オプション)
仕様
○ CPUボード :RENESAS製RX62Tスタータキットを使用
・インターフェース部 :KENTAC62TIF
・インバータ部 :600V,30A IPM使用
IPMはDC/DCコンバータとインバータと併用
○ DC/DCコンバータ部
入力 :太陽電池及び太陽電池模擬電源
最大直流入力電圧 :300V
最大直流入力電流 :10A
昇圧後の電圧 :300V
制御方法 :定電圧法 または MPPT
○インバータ部(出力 模擬電源に系統連系or独立電源)
入力 :上記DC/DCコンバータ出力or外部入力
交流出力 :100V 50/60Hz
最大出力 :1kW
制御方法 :単相電源と同期を取り、連系運転を行う。
又は独立運転(ソフトウェアにて決定)
○寸法
本体:約620(W)×400(D)×220(H) 約27㎏
付属トランス:350(W)×250(D)×175(D) 約9㎏
概要
○構成例
(1)CPU・パワー回路は1つですが、入出力は各部に有るので、DC/DCコンバータとDC/ACインバータ部の別々の実
験が可能です。
(2)ソフトウェア作成実習や各部の効率・波形観測等の実験が可能です。
(3)安全を考え、DC/DCコンバータの直流入力端子に、外部から安全な直流電源を接続して、低い電圧・電流設定で
プログラムチェックが行えます。
(4) インバータ部は独立型正弦波インバータとして正弦波出力が可能です。
(5) 安全な実習を考え、太陽光入力(DC入力)と制御電源入力を別にしました。
(6) 実験時にパワー部に直流電源を接続して低い電圧から徐々に上げる事によって、低い電圧・電流設定でプログ
ラムチェックが行えます。
(7) 系統連系実習は安全を考え、下図に示すパワーコンディショナ全体図の概要に示すように、電力ラインに直接接
続しないでください。
(8)本システムは模擬電力系統の周波数及び電圧を可変出来ますから、パワーコンディショナの保護機能の確認試
験が行えます。ただしこのシステムは、逆潮流不可なので、電力を吸収するための交流電子負荷装置と正弦波
インバータが必要です。